リハビリテーション科このページを印刷する - リハビリテーション科

診療方針

当科では、障害を持った方が充実した生活を送れるように、理学療法・作業療法・言語聴覚療法にて基本的動作能力の回復、社会適応能力の回復、言語聴覚能力、嚥下障害の回復などを目的とした治療を行っています。また他職種との情報交換を積極的に行い、他職種連携を進め、安全で効率の高いリハビリテーションの提供を心がけています。
 
理学療法 動作練習
理学療法 動作練習
6階にある屋上庭園 バランス検査(重心動揺計)
6階にある屋上庭園 バランス検査(重心動揺計)
※脊椎・脊髄疾患の手術前後に検査します
作業療法 手・腕の機能回復訓練 言語療法 発音練習中
作業療法 手・腕の機能回復練習 言語療法 発音練習中

施設基準

  • 運動器疾患リハビリテーション料(I)
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(I)
  • 呼吸器疾患リハビリテーション料(I)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(I)
 
機能訓練室 作業療法室
理学療法室 作業療法室
言語療法室
言語療法室
スタッフ全体写真
PT18名 OT7名 ST4名 助手1名
(2023年5月現在)

主な対象疾患

整形疾患

  • 変形性関節症(股・膝関節)
  • 骨折
  • 脊椎、脊髄疾患術後
 など

脳血管疾患

  • 神経・筋疾患
  • パーキンソン病
 など

呼吸器疾患

  • 結核
  • 閉塞性肺疾患
  • 拘束性肺疾患
  • 肺炎
 など

その他

  • 外科系疾患術後
  • 脳性麻痺などの重症心身障害児(者)
 など

関連資格

  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 健康運動指導士
  • 国際PNF協会ベーシック
  • LSVT®BIG認定療法士
  • 地域包括ケア推進リーダー
  • シーティング・コンサルタント
 など

研究・学会活動

  • 第30回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会
    「超高齢肺結核症例に対する結核ユニット内でのリハビリ介入経験」
  • 第74階国立病院総合医学会
    「当科における新入職員教育システムの構築」

外来診療

  月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
午前 -- -- 茶薗 昌明 茶薗 昌明 熊谷 吉夫
午後 -- -- 茶薗 昌明 茶薗 昌明 熊谷 吉夫

重症心身病棟への取り組み

栃木県医療的ケア児者等研修セミナー:於;2020年2月15日 当院
当科では、「患者さんや家族を支える医療」を治療方針として、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がそれぞれの専門性を生かした治療・訓練を展開しています。また、リハビリテーション科のスタッフは、褥瘡対策・NST(栄養サポートチーム))のメンバーでもあり、QOL向上を目標に専門チームの介入を通して、患者さんのより適切な姿勢ケアを検討・実践しています。
最近の動向として、高度医療ケア(人工呼吸器装着等)の必要な超重症心身障害児(低年齢)もリハビリの対象となってきています。リスク管理に十分に配慮することはもちろんのこと、また、栃木県重症心身障害ネットワークにも積極的に参加しています。
(栃木県医療的ケア児者等研修セミナー:於;2020年2月15日 当院)

新人教育

当院では1~3年目の職員を中心に、チェックリストを活用しながら新人教育を行っています。若手から若手へ支え合いながら、勉強会を積極的に実施していき、科の底上げを図っています。

~ 年間目標 ~

 【年間】専門知識をもって患者さんと向き合いチーム医療の一員として業務ができる。

  【前期】円滑な科内業務及び基本的な診療業務ができる。
  【後期】チーム医療の一員として専門的な意見を持って業務ができる。

2022年度勉強会内容
【4月】
・科内ルール
・電子カルテの運用
・急変時対応
・診療報酬
・総合実施計画書/廃用症候群評価表
・退院時指導
・介護保険
・医療倫理
・呼吸器疾患
・重症心身障がい児(者)
・運動器疾患
・神経難病
・カンファレンスシート作成
・2年目からのPT/OTからのアドバイス
【5月】
・カルテ記載(SOAP)
・リハビリテーションサマリー
・医療安全
・褥瘡NST委員会
・感染委員会
【6月】
・動作分析―基本動作(起居/起立/移乗/歩行)
・動作分析―日常生活動作(トイレ/更衣/食事)
【7月】
・触診―上肢/下肢
【9月/2月】
・症例発表(前期/後期)
【12月】
・意思伝達装置
勉強会・症例検討会写真

他職種連携

看護の日イベント写真
  • 各種委員会への出席
  • 整形、呼吸器、神経内科、外科カンファレンスへの出席
  • 重症心身障害病棟個別支援会議への出席
  • その他地域医療連携として、看護の日のイベントや地域の方々への「出前講座」の実施

リハビリ通信

ワンポイントアドバイス

高齢な方や若干腰痛がある方を対象に、無理をせずに行う方法として作成しました。 運動の回数に関しては、あくまでも目安ですので、状況に応じて回数を増やしたり減らしたりしてみて下さい。

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