リハビリテーション科
診療方針
当科では、障害を持った方が充実した生活を送れるように、理学療法・作業療法・言語聴覚療法にて基本的動作能力の回復、社会適応能力の回復、言語聴覚能力、嚥下障害の回復などを目的とした治療を行っています。また他職種との情報交換を積極的に行い、他職種連携を進め、安全で効率の高いリハビリテーションの提供を心がけています。
理学療法 動作練習 | |
6階にある屋上庭園 | バランス検査(重心動揺計) ※脊椎・脊髄疾患の手術前後に検査します |
作業療法 手・腕の機能回復練習 | 言語療法 発音練習中 |
施設基準
- 運動器疾患リハビリテーション料(I)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(I)
- 呼吸器疾患リハビリテーション料(I)
- 廃用症候群リハビリテーション料(I)
- がん患者リハビリテーション料
- 障害児(者)リハビリテーション料
理学療法室 | 作業療法室 |
言語療法室 |
PT18名 OT7名 ST4名 助手1名 (2024年6月現在) |
主な対象疾患
整形疾患
- 変形性関節症(股・膝関節)
- 骨折
- 脊椎、脊髄疾患術後
脳血管疾患
- 神経・筋疾患
- パーキンソン病
呼吸器疾患
- 結核
- 閉塞性肺疾患
- 拘束性肺疾患
- 肺炎
その他
- 外科系疾患術後
- 脳性麻痺などの重症心身障害児(者)
関連資格
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 健康運動指導士
- 国際PNF協会ベーシック
- LSVT®BIG認定療法士
- 地域包括ケア推進リーダー
- シーティング・コンサルタント
研究・学会活動
- 第30回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会
「超高齢肺結核症例に対する結核ユニット内でのリハビリ介入経験」 - 第74階国立病院総合医学会
「当科における新入職員教育システムの構築」
外来診療
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
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午前 | -- | -- | 茶薗 昌明 | 茶薗 昌明 | 熊谷 吉夫 |
午後 | -- | -- | 茶薗 昌明 | 茶薗 昌明 | 熊谷 吉夫 |
重症心身病棟への取り組み
当科では、「患者さんや家族を支える医療」を治療方針として、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がそれぞれの専門性を生かした治療・訓練を展開しています。また、リハビリテーション科のスタッフは、褥瘡対策・NST(栄養サポートチーム))のメンバーでもあり、QOL向上を目標に専門チームの介入を通して、患者さんのより適切な姿勢ケアを検討・実践しています。
最近の動向として、高度医療ケア(人工呼吸器装着等)の必要な超重症心身障害児(低年齢)もリハビリの対象となってきています。リスク管理に十分に配慮することはもちろんのこと、また、栃木県重症心身障害ネットワークにも積極的に参加しています。
(栃木県医療的ケア児者等研修セミナー:於;2020年2月15日 当院)
最近の動向として、高度医療ケア(人工呼吸器装着等)の必要な超重症心身障害児(低年齢)もリハビリの対象となってきています。リスク管理に十分に配慮することはもちろんのこと、また、栃木県重症心身障害ネットワークにも積極的に参加しています。
(栃木県医療的ケア児者等研修セミナー:於;2020年2月15日 当院)
新人教育
当院では1~3年目の職員を中心に、チェックリストを活用しながら新人教育を行っています。若手から若手へ支え合いながら、勉強会を積極的に実施していき、科の底上げを図っています。
【前期】円滑な科内業務及び基本的な診療業務ができる。
【後期】チーム医療の一員として専門的な意見を持って業務ができる。
~ 年間目標 ~
【年間】専門知識をもって患者さんと向き合いチーム医療の一員として業務ができる。【前期】円滑な科内業務及び基本的な診療業務ができる。
【後期】チーム医療の一員として専門的な意見を持って業務ができる。
2022年度勉強会内容 | |
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【4月】 ・科内ルール ・電子カルテの運用 ・急変時対応 ・診療報酬 ・総合実施計画書/廃用症候群評価表 ・退院時指導 ・介護保険 ・医療倫理 ・呼吸器疾患 ・重症心身障がい児(者) ・運動器疾患 ・神経難病 ・カンファレンスシート作成 ・2年目からのPT/OTからのアドバイス |
【5月】 ・カルテ記載(SOAP) ・リハビリテーションサマリー ・医療安全 ・褥瘡NST委員会 ・感染委員会 【6月】 ・動作分析―基本動作(起居/起立/移乗/歩行) ・動作分析―日常生活動作(トイレ/更衣/食事) 【7月】 ・触診―上肢/下肢 【9月/2月】 ・症例発表(前期/後期) 【12月】 ・意思伝達装置 |
他職種連携
- 各種委員会への出席
- 整形、呼吸器、神経内科、外科カンファレンスへの出席
- 重症心身障害病棟個別支援会議への出席
- その他地域医療連携として、看護の日のイベントや地域の方々への「出前講座」の実施
リハビリ通信
- リハビリ通信 第23号 (PDF:739KB)
- リハビリ通信 第22号 (PDF:991KB)
- リハビリ通信 第21号 (PDF:943KB)
- リハビリ通信 第20号 (PDF:988KB)
- リハビリ通信 第18号、19号 (PDF:429KB)
- リハビリ通信 第17号 (PDF:342KB)
- リハビリ通信 第16号 (PDF:227KB)
- リハビリ通信 第15号 (PDF:345KB)
- リハビリ通信 第14号 (PDF:353KB)
- リハビリ通信 第12号、13号 (PDF:930KB)
- リハビリ通信 第10号、11号 (PDF:1.1MB)
- リハビリ通信 第9号 (PDF:860KB)
- リハビリ通信 第8号 (PDF:683KB)
- リハビリ通信 第7号 (PDF:1.1MB)
- リハビリ通信 第6号 (PDF:1.4MB)
- リハビリ通信 第5号 (PDF:1006KB)
- リハビリ通信 第4号 (PDF:656KB)
- リハビリ通信 第3号 (PDF:705KB)
- リハビリ通信 第2号 (PDF:817KB)
- リハビリ通信 第1号 (PDF:748KB)
ワンポイントアドバイス
高齢な方や若干腰痛がある方を対象に、無理をせずに行う方法として作成しました。 運動の回数に関しては、あくまでも目安ですので、状況に応じて回数を増やしたり減らしたりしてみて下さい。