外科
診療方針
外科
一人一人の患者さん、さまざまな病気に対し、効果的な治療法を、インフォームドコンセントのもと、患者さんと一緒に考え、実践していきます。
救急患者さんもなるべく受け入れられるような体制をとっており、迅速かつ適切で確実な治療を提供できるように心掛けております。
呼吸器外科
呼吸器外科では、外科の先生方のサポートを得ながら、呼吸器疾患の中でも外科的治療が必要な状況において、患者さん一人一人の病状に合わせた適切な治療法を考え、提案させていただきます。
肺がんや転移性肺腫瘍などの腫瘍性疾患から、気胸などの肺嚢胞性疾患、膿胸や肺膿瘍などの感染性疾患など、呼吸器外科疾患を幅広くカバーしています。
手術に際しては、単孔式手術をはじめ、胸腔鏡下手術を中心に、体に与えるダメージが少ない低侵襲手術を積極的に選択しています。高度な治療が必要な場合には、対応が可能な近隣の病院をご紹介させていただきます。
※検診などの胸部レントゲン検査で異常を指摘された方、ぜひご相談ください。
一人一人の患者さん、さまざまな病気に対し、効果的な治療法を、インフォームドコンセントのもと、患者さんと一緒に考え、実践していきます。
救急患者さんもなるべく受け入れられるような体制をとっており、迅速かつ適切で確実な治療を提供できるように心掛けております。
呼吸器外科
呼吸器外科では、外科の先生方のサポートを得ながら、呼吸器疾患の中でも外科的治療が必要な状況において、患者さん一人一人の病状に合わせた適切な治療法を考え、提案させていただきます。
肺がんや転移性肺腫瘍などの腫瘍性疾患から、気胸などの肺嚢胞性疾患、膿胸や肺膿瘍などの感染性疾患など、呼吸器外科疾患を幅広くカバーしています。
手術に際しては、単孔式手術をはじめ、胸腔鏡下手術を中心に、体に与えるダメージが少ない低侵襲手術を積極的に選択しています。高度な治療が必要な場合には、対応が可能な近隣の病院をご紹介させていただきます。
※検診などの胸部レントゲン検査で異常を指摘された方、ぜひご相談ください。
診療内容
- 食道の病気:逆流性食道炎、アカラシア、バレット食道、食道がんなど
- 胃・十二指腸の病気:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染、慢性胃炎、急性胃炎、胃がんなど
- 大腸・小腸の病気:大腸ポリープ、クローン病、潰瘍性大腸炎、腸結核、大腸がんなど
- 肝臓の病気:慢性肝炎、急性肝炎、肝臓がん、肝臓腫瘍、転移性肝臓腫瘍など
- 胆嚢・すい臓の病気:胆石症、胆のう炎、胆のうポリープ、胆のうがん、急性膵炎、慢性膵炎、すい臓良性腫瘍、すい臓がんなど
- 肛門の病気:痔核(いぼ痔)、痔ろう(あな痔)、裂肛(切れ痔)、脱肛など
- 乳腺・甲状腺の病気:乳がん、乳腺腫瘍、甲状腺機能亢進症(バセドー病)、甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺がん、良性甲状腺腫瘍
- 肺の病気:肺腫瘍性疾患(肺がん、転移性肺腫瘍、肺良性腫瘍など)
気胸・嚢胞性疾患(自然気胸、続発性気胸、肺嚢胞など)
呼吸器感染性疾患(膿胸、肺膿瘍、抗酸菌感染症、真菌感染症など)
縦隔疾患(縦隔腫瘍、縦隔嚢胞など) - その他:そけいヘルニア、下肢静脈瘤、皮膚のできもの、やけど、けがなど
当科の特徴
【腹腔鏡手術】
近年、体に優しい手術法として発展している腹腔鏡を用いた手術を積極的に取り入れています。特に当院では創の数を減らし、細径鉗子を用いるReduced Port Surgery (RPS)を導入しており、より少ない傷、小さな傷の手術を心がけております。胆石症、虫垂炎、鼠径ヘルニアなどの良性疾患はじめ、胃がん、大腸がんなど悪性疾患も対象としております。特に胆嚢摘出術では通常開腹となる重症胆嚢炎においても、ほぼ腹腔鏡下で完遂しており、その実績は安全性も検証し全国的な学会でも報告しており高く評価されております。また虫垂炎、ヘルニアにおいても原則12mmのポートは用いないので術後創はほとんど分かりません。
【腹腔鏡下手術の様子】
【腹腔鏡下手術後1カ月の創部】
【低侵襲手術】
気胸や膿胸等で、可能な症例に対しては、2~4cmの創1か所から手術を行う単孔式手術を積極的に取り入れています。これにより術後の疼痛軽減や早期退院が期待できます。また追加の創が必要な場合にも、細径鉗子を使用してより少ない創、小さな創の手術を心がけています。
【気管支鏡診断】
超音波気管支鏡を用いた気管・気管支周囲病変の診断を行っています。気道狭窄など気道病変については初期対応を行い、治療については高次医療機関に引き継いで治療を行います。
【がん治療】
当院は平成24年12月には地域がん中核病院の指定を受け、外来化学療法(抗がん剤治療)を含め、がんに対しても充実した診療ができる体制となりました。基本的には各種がん治療ガイドラインに基づいた治療を行い、放射線治療などが必要な場合は大学病院、がんセンター等とも密に連携し対応します。病状に応じては全国的な臨床試験への参加も可能です。がんに対する手術でも内視鏡外科技術認定医の下で腹腔鏡下手術を積極的に取り入れ、胃切除など完全鏡視下で行い、臍部の切開にも工夫を加え術後の創もほとんど目立ちません。
* 胃がん
当院では基本的には胃がん治療ガイドラインに基づいた治療を提供しております。手術・化学療法等、患者さん一人ひとりに合った治療方法を提案し、患者さんやご家族と十分に相談をした上で治療方針を決定します。
当院の胃がんの手術は特殊な症例を除き、全て腹腔鏡下での手術となり、胃がん・腹腔鏡手術の名医と共に手術を行っております。
「胃癌の治療について」(国立がん研究センターがん情報サービス)当院では基本的には胃がん治療ガイドラインに基づいた治療を提供しております。手術・化学療法等、患者さん一人ひとりに合った治療方法を提案し、患者さんやご家族と十分に相談をした上で治療方針を決定します。
当院の胃がんの手術は特殊な症例を除き、全て腹腔鏡下での手術となり、胃がん・腹腔鏡手術の名医と共に手術を行っております。
* 大腸がん
内視鏡で治療できない大腸がんの治療は、根治性とは無関係にほとんどの場合手術が必須となります。
当院の大腸がん手術は90%以上を腹腔鏡手術で行っております。消化器外科専門医を取得した大腸手術のエキスパートを中心に手術を行っております。
「大腸癌の治療について」(国立がん研究センターがん情報サービス)当院の大腸がん手術は90%以上を腹腔鏡手術で行っております。消化器外科専門医を取得した大腸手術のエキスパートを中心に手術を行っております。
* 肝・胆・膵がん
胆道癌・膵癌の唯一の根治治療は外科的切除です。それぞれの進行度に合った治療方法を提案させていただき、患者さんやご家族と十分に相談をした上で治療方針を決定します。
消化器外科専門医を取得した経験豊富な技術力の高い医師の下、手術を行っております。
消化器外科専門医を取得した経験豊富な技術力の高い医師の下、手術を行っております。
* 緩和ケアチーム
がんに対する治療においては、手術などがんそのものを治療することも大切ですが、苦痛に対する対応も非常に重要です。苦痛は身体的な疼痛の他、不安などの精神的なものも含まれます。早期がんであっても、がんと診断された場合 ほとんどの患者さんは不安をいだきます。これらの苦痛を取ることで生活の質が向上し、がんそのものの治療成績の向上につながります。「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。こうした緩和治療をおこなうため、当院では緩和ケアの研修を受けた医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多職種で構成される緩和ケアチームにて対応しています。
*医療相談窓口:
患者及び家族の不安や悩み等に対応するための窓口があります。お気軽にご相談下さい。
また呼吸器がん、消化器がんに対するセカンドオピニオンを実施しております。
問い合わせ先 地域連携室 028-673-2374(直通)
がんに対する治療においては、手術などがんそのものを治療することも大切ですが、苦痛に対する対応も非常に重要です。苦痛は身体的な疼痛の他、不安などの精神的なものも含まれます。早期がんであっても、がんと診断された場合 ほとんどの患者さんは不安をいだきます。これらの苦痛を取ることで生活の質が向上し、がんそのものの治療成績の向上につながります。「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。こうした緩和治療をおこなうため、当院では緩和ケアの研修を受けた医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多職種で構成される緩和ケアチームにて対応しています。
*医療相談窓口:
患者及び家族の不安や悩み等に対応するための窓口があります。お気軽にご相談下さい。
また呼吸器がん、消化器がんに対するセカンドオピニオンを実施しております。
問い合わせ先 地域連携室 028-673-2374(直通)
診療実績
2023年National Clinical Database登録手術例
消化管および腹部内臓 |
334 |
乳腺 |
18 |
呼吸器 |
25 |
心臓・大血管 |
0 |
末梢血管 |
10 |
頭頸部・体表・内分泌外科 |
163 |
小児外科 |
0 |
その他 |
0 |
上記のうち内視鏡手術(腹腔鏡・胸腔鏡を含む) |
279 |
合計 |
550 |
スタッフ紹介
副院長: 増田 典弘 地域医療連携部長(併) |
医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化管学会胃腸科専門医 麻酔科標榜医 日本がん治療認定医機構 認定医 日本静脈経腸栄養学会TNTドクター Needle scopic surgery meeting世話人 |
総合がん診療センター部長: 小川 敦 |
医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本がん治療認定医機構 認定医 日本腹部救急医学会認定医 日本外科感染症学会外科周術期感染管理認定医・教育医 日本化学療法学会抗菌化学療法指導医 インフェクションコントロールドクター |
病棟診療部長: 滝田 純子 |
栃木県医師会常任理事 産業医 医療安全管理者 Society of American Gastrointestinal and Endoscopic Surgeons(SAGES) international member Fundamental Use of Surgical Energy (FUSE) 資格保持者 |
医師:関 悠佑 | |
医師:山崎 健人 | |
医師(非常勤):小嶋 一幸 |
獨協医科大学病院 主任教授 日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本内視鏡外科学会ロボット支援手術認定プロクター 日本ロボット外科学会Robo-Doc Pilot国内A級 |
医師(非常勤):山口 悟 |
獨協医科大学病院日光医療センター 院長 日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医 日本消化管学会胃腸科指導医 日本大腸肛門病学会専門医・指導医 |
医師(非常勤):中島 政信 |
獨協医科大学病院 准教授 日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本内視鏡外科学会技術認定取得 日本食道学会食道外科専門医・食道科認定医 日本消化器病学会専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医 |
医師(非常勤):中島 崇裕 |
獨協医科大学病院 准教授 医学博士 日本外科学会専門医・指導医 呼吸器外科専門医 気管支鏡専門医・指導医 レーザー専門医 呼吸器専門医・指導医 移植認定医 日本がん治療認定医機構 認定医 肺がんCT検診認定医 胸腔鏡安全技術認定取得 |
医師(非常勤):伊藤 淳 |
日本外科学会専門医 日本乳癌学会乳腺専門医・指導医 日本超音波医学会超音波専門医・指導医 日本癌治療認定医機構がん治療認定医 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 日本乳がん検診精度管理中央機構乳がん検診超音波実施・判定医師 |
医師(非常勤):大橋 裕恭 | |
医師(非常勤):廣瀬 晃平 | |
医師(非常勤):眞船 芳郎 | |
医師(非常勤):河野 貴博 | |
医師(非常勤):鈴木 完 |
外来診療
予約患者、初診患者の受付は、8時30分~11時00分ですが、救急患者、紹介患者の受付は、時間外、午後も行っております。
再診は予約制になっておりますが、診療の都合で担当医が変更になる場合、若干お待ちいただく場合がございますがご了承下さい。
夜間、休日はオンコール体制をとっております。急変時はいつでもご連絡下さい。
外科
呼吸器外科
乳腺外科
再診は予約制になっておりますが、診療の都合で担当医が変更になる場合、若干お待ちいただく場合がございますがご了承下さい。
夜間、休日はオンコール体制をとっております。急変時はいつでもご連絡下さい。
外科
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
---|---|---|---|---|---|
午前 | 増田 典弘 滝田 純子 |
小川 敦 関(第1・3・5週) 山崎(第2・4週) |
滝田 純子 小川 敦 |
増田 典弘 滝田 純子 |
小川 敦 増田 典弘 |
午後 | -- | 山口 悟 | -- | -- | 中島 政信 |
呼吸器外科
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
---|---|---|---|---|---|
午前 | -- | -- | -- | -- | 中島 崇裕 |
午後 | -- | -- | -- | -- | -- |
乳腺外科
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
---|---|---|---|---|---|
午前 | -- | -- | -- | -- | -- |
午後 | 伊藤 淳 (第1・3・5週) |
-- | -- | -- | -- |