放射線科
診療方針
放射線科は、当院において各診療科や病棟などと連携を取りながら、日常診療における画像診断を中心に放射線業務を行なっています。撮影機器は、MRI装置・CT装置・一般撮影装置・骨塩定量測定装置・X線-TV装置などを配備しています。
また患者様が安心安全に各放射線検査を受けられるよう、スタッフ一同一生懸命業務に励んでおります。
また患者様が安心安全に各放射線検査を受けられるよう、スタッフ一同一生懸命業務に励んでおります。
放射線科機器一覧
フィリップス社製Ingenia Elition S 3.0T(テスラ)MRI
令和4年3月に導入した最新のMRI(磁気共鳴画像診断装置)です。
以前の1.5T(テスラ*)のMRIから3.0T(テスラ)のMRIになり、より短時間で高画質、美麗な検査画像を描出可能となりました。
寝台の快適さが向上したこと、中央部の穴の径が大きく広がったこと、検査に必要な器具が装置に内蔵されたことにより、検査を受ける患者さんへの負担が大幅に減りました。
MRIは強力な磁力を使って体内の水素原子から信号を得て、その信号を画像にする装置です。筋肉や靭帯、血管や臓器などの精査が可能で、磁力を使った撮影なので、CTなどの放射線機器と違い被ばくをしないというメリットがあります。
*T(テスラ)とは装置の磁力の強さを表す単位です。
以前の1.5T(テスラ*)のMRIから3.0T(テスラ)のMRIになり、より短時間で高画質、美麗な検査画像を描出可能となりました。
寝台の快適さが向上したこと、中央部の穴の径が大きく広がったこと、検査に必要な器具が装置に内蔵されたことにより、検査を受ける患者さんへの負担が大幅に減りました。
MRIは強力な磁力を使って体内の水素原子から信号を得て、その信号を画像にする装置です。筋肉や靭帯、血管や臓器などの精査が可能で、磁力を使った撮影なので、CTなどの放射線機器と違い被ばくをしないというメリットがあります。
*T(テスラ)とは装置の磁力の強さを表す単位です。
CANON Aquilion PRIME SP 80列CT (1台)
令和3年3月に導入された新しいCTです。
以前のCTより検出器が増え性能が向上したのはもちろんのこと、AIを利用した画像処理を行うことにより、少ない放射線量で従来のCTと同等以上の画像を描出可能な装置です。この装置の導入により検査精度を落とすことなく、患者さんの検査による被ばくを大幅に低減できるようになりました。被ばく管理の指標である日本診断参考レベル(DRLs)にも適応しています。
また、従来のCTでは体内に金属が埋め込まれた患者さんを撮影する場合、金属周辺の組織が見えなくなる金属アーチファクトを生じていましたが、この度の新型CTでは金属アーチファクト低減処理 SEMARを行うことにより、金属周辺の画像が見えるようになりました。
以前のCTより検出器が増え性能が向上したのはもちろんのこと、AIを利用した画像処理を行うことにより、少ない放射線量で従来のCTと同等以上の画像を描出可能な装置です。この装置の導入により検査精度を落とすことなく、患者さんの検査による被ばくを大幅に低減できるようになりました。被ばく管理の指標である日本診断参考レベル(DRLs)にも適応しています。
また、従来のCTでは体内に金属が埋め込まれた患者さんを撮影する場合、金属周辺の組織が見えなくなる金属アーチファクトを生じていましたが、この度の新型CTでは金属アーチファクト低減処理 SEMARを行うことにより、金属周辺の画像が見えるようになりました。
一般撮影室(2部屋)
一般的にいうレントゲン撮影を行います。H29年3月に新しい一般撮影装置を導入しました。システムのデジタル化により、従来のものと比べ被ばく線量を抑え、より短時間での検査が可能です。また、新しい装置では撮影の際に自動的に動くことで、患者さんの負担を少なく全脊椎や下肢全長を簡便に撮ることが可能です。
骨密度検査 Discovery Ci 型
2種類の異なるエネルギーのX線を使って骨がどれだけ丈夫かを検査します。
撮影部位は腰椎と股関節の二ヶ所で、短時間で苦痛も無く検査します。
撮影部位は腰椎と股関節の二ヶ所で、短時間で苦痛も無く検査します。
X線TV室
低線量のX線を連続して照射し、TVのように動画で体を透視撮影することができます。
胃のバリウム検査や、内視鏡を使用した注腸検査、腰椎の脊髄腔造影撮影(ミエログラフィ)など、様々な画像検査に使われます。
胃のバリウム検査や、内視鏡を使用した注腸検査、腰椎の脊髄腔造影撮影(ミエログラフィ)など、様々な画像検査に使われます。